初めてメカニカルキーボードを購入するときは、安物を買ってがっかりしないようにしたいものです。今は6,000円程度でJIS配列のフルサイズメカニカルキーボードもありますが、PCBが特殊で、打鍵音もかなり軽いです。
2万円以上の本体を厳選すれば、品質面で落胆することはほとんどありません。
- 1万以下…ギャンブルです。稀にそこそこの品もありますが、メカニカルの価格帯ではありません。あまりお勧めしません。
- 1万円台…エントリー機。プラスチック筐体なのでやや安物感があります。
- 2万円台…中級機。そこそこの品質が期待できます。このあたりから金属筐体が出てきます。
- 3万以上…高級機。金属筐体で高級感があります。
Keychron
![](https://keyboard.wallpaperjournal.com/wp-content/uploads/2024/08/keychron-q1.jpg)
Keychron – ノーマルプロファイルキーボード より引用
Macユーザーならこのメーカーがお勧めです。選択肢が幅広く、品質も高く、国内代理店で販売されているものは技適もついていますので、合法的にbluetooth接続が可能です。Windows配列向けの交換キーキャップもついています。
Qシリーズは高価ですが、フラグシップ機なだけに非常に高品質です。
NuPhy
こちらもMacユーザー向けの高品質キーボードメーカーです。Keychron同様に高級感のある筐体が多く、打鍵感も優れていますが、日本語配列はありません。ロープロファイルのキーボードもあります。
Gem80が打鍵感、打鍵音共に非常に高品質です。
Epomaker
上記メーカー品が初めてにしては高いと感じる方には、コスパに優れたEpomakerがお勧めです。高級感はありませんが、一万円前後でベアボーン本体が入手でき、選択肢も多いです。
LEOBOG Hi75というアルミ筐体の本体が、ガスケットマウント搭載で13,027円という価格で、更に15%引きになります(2024/08/12現在)。アルミ筐体ですが、高級機のような剛性は感じられず、若干籠もった音がします。打鍵があまり強くない人には良い選択だと思います。
Lofree
ロープロファイルが得意なメーカー。
執筆環境を持ち運びしたい方は、こちらのロープロファイル(薄型)メカニカルキーボードがお勧めです。剛性の高い金属筐体の Flow84 は、高品質でありながら価格はかなり控えめです。サイズも小さく、パームレストが無くても打鍵が可能です。持ち運びを考えるならここの製品が良いと思います。
※注…ロープロファイルはスイッチやキーキャップがノーマルプロファイル品とは全く違うので、自分で構成する場合は部品選定に注意が必要です。