心地よい環境づくり

仕事用

まさかとは思いますが、自宅に机がない、という方はいませんか? みかん箱を机と言い張っていませんか?

そういった方はキーボードの前に、まずは机と椅子を整えるところから始めたほうが良いかもしれません。どんなに良いキーボードがあっても、ベッドに寝転んでノートPCを触っている人にはほとんどのキーボードは向きません(解決策はありますが……)。

タイピストであれば、膝の上ではなく机にパソコンを設置しましょう。予算がない、和室に置きたくないなどの場合は文机などの解決策があります。

キーボードの設置場所

キーボードを置く机が剛性の低いものだと、打鍵した音がキーボードを貫通して机に響くことがあります。慌てて机を買い替える必要はありません。クッション性のある厚めのデスクマットを購入して、1枚あるいは必要に応じて2枚重ねにしてその上にキーボードを置けば音の反響問題は解決できます。

机の手前に設置するか、若干奥に設置するかを調整してください。
これは個人差がありますが、自分のタイピングスタイルに合わない位置にキーボードを設置すると、手首に負荷がかかって腱鞘炎になります。

メカニカルキーボードを購入すると、多くの人が二台目を購入します。一部の人は私みたいに次々購入して、現在使っていないキーボードの置き場所に困ってしまうことがあります。
先のことを見越して、二台目を購入したら、キーボードを設置する場所を確保したほうが良いです。棚の中にしまってしまうと二度と取り出さない可能性があります。壁に展示棚を作って、そこに並べるか、専用のカラーボックスを購入して、専用台で飾っても良いと思います。

購入したキーボードは(バジェットに対する家族の風当たりが強くない限り)見える場所の設置し、容易に交換できる状態にしておくことをお勧めします。

キーボードカバー

キーボードは組み立て済みの完成品を購入すると、透明のプラケースが付属することがあります。これはキーボードのダストカバーとして取っておいたほうが良いです。

キーボードは意外と汚れます。特にキーの間に埃が入って知らない間にルブに付着し、エアダスターでは掃除できない状態になります。黒いキーボードは特に汚れが目立ちます。見た目重視の人は、できれば普段はカバーをかけてキーボードが汚れないようにしたいものです。

Keychronキーボード ダストカバー より引用

もしキーボードカバーが付属していなくても、メーカーから個別に購入できたり、あるいは可愛い布をカットして縁を縫って、軽くかけておくだけでも全然違います。

ダストカバーで完璧に保管していても、キーボードは想像以上に汚れます。我が家は長毛猫がいるので、猫の毛がかなり入り込みます。スイッチ交換やキーキャップ交換を行うタイミングでこまめに清掃することをお勧めします。

ケーブル整理

bluetoothで接続する人は関係ありませんが、有線接続する人は、ケーブルの取り回しを考えておいたほうが良いでしょう。
黒いデスクの上には黒いケーブル、逆に白いデスクの上には白いケーブルが良いです。また、ケーブルが巻かれたコイルケーブルなどはだらしなく見えないのでお勧めです。

ノートPCの場合はDocから分配されたあらゆるケーブルがごちゃごちゃ伸びると思いますが、これらも併せて整理整頓しておくと、デスク周りがスッキリします。デスク自体は片付いているのに、ケーブルが疎かになっていると綺麗に見えません。

大量のケーブルはケーブルラックのようなものをデスク裏に設置して、そこを通すように配線すると良いです。ケーブルをインシュロックでまとめるのは悪手です。ケーブルを増やしたり減らしたり、交換するたびにロックを切る必要があり、余計に散らかります。

ケーブルラックは専用のものもありますが、百均のメッシュ部材を組み合わせて自作することもできます。

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